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【科学部】スーパーコンピュータ『京』を見学しました

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7月19日(木),科学部員22名が神戸市のポートアイランドにある科学館、博物館、理化学研究所を訪問しました。

まずは,午前中,2班に分かれて,バンドー神戸青少年科学館とUCC珈琲博物館を見学しました。その後,全員で,麻酔博物館を見学しました。麻酔博物館は,麻酔学の黎明期から,今日に至るまでの歴史,また,薬剤や麻酔器材の展示がありました。昔の手術室が再現されているブースもあり,日本の麻酔学の進展に部員たちは驚いていました。医学部志望の部員や医療に興味をもった部員も多いため,熱心にメモをとり医学への関心を高めていました。

午後からは,最も楽しみにしていた理化学研究所計算科学研究センターを訪問しました。そこには,世界に誇るスーパーコンピュータ『京』があります。はじめに施設1階の展示スペースを見学し,6階にある見学者ホールでお話をお伺いしました。計算科学研究機構の役割,『京』の特徴,建物の耐震構造などについて詳しい説明を聞きました。その後,ホールの正面スクリーンが上がり,計算機筐体がずらっと並んだ『京』本体が姿を現すと,部員たちから歓声があがりました。
また,空調機械室と地下ピットの免震装置を見せていただきました。『京』の安定稼働を支える最先端の技術を間近で見学し,日本の科学技術のレベルの高さに圧倒されていました。同時に,自分たちも将来,想像を超えるような科学のブレイクスルーに関わりたいという気持ちを新たにもちました。                                                                     
今回の研修で学んだことをレポートにまとめ,9月に行われる尚志祭で発表します。