10月12日（土）中学3年生（Y1）・高校1年生（Y2）の保護者を対象に、進路講演会を開催しました。今回は駿台予備学校で進路を担当されている斎藤誠一先生をお招きし、講演していただきました。

その中で、中高一貫校の生徒に起こりやすい中だるみを防ぐために親子間でどう話し合っていけばいいかに触れながら、「中高生の意識」、「中学・高校の魅力と大学の魅力」、「受験生の悩み」の3部構成でお話いただきました。

斎藤先生は、駿台校内生へのアンケートや国公立大学の入試結果から、ここ10年の間で中高生の進学への意識や国公立大学の志願傾向が大きく変化していることを説明。人生80年の時代が訪れた今、25％地点にあたる大学・大学院の選択を慎重にすることが残りの75％をいかに豊かにするかにつながると強調されました。その際に参考となる定期テスト・模試についても、判定評価で一喜一憂するのでなく、設問別成績の項目で自分の弱点を分野別に確認して学習計画の見直しに活用することが大切だと話されました。

講演を受けて、堀内教頭先生からは昨年度の大学合格実績や本年度の受験生の動向の報告、本校が掲げる受験方針についての紹介がありました。講演後、保護者からは「受験や将来について、娘と話すきっかけになりました」「目標を決めることや生活面など、家庭でもアドバイスできることをしていきたいと思いました」などの感想が聞かれました。