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【M3,4Y1,2,3】第6回奈良学園登美ヶ丘講演を開きました

 
 

本校では生徒たちが自らの生き方や将来についての考え方を深めてもらう機会にと、各界で優れた業績を残されている方に講演していただく、「奈良学園登美ヶ丘講演」を定期的に開いています。また、この講演は保護者の方々や地域の方々にも参加いただいています。

第6回の今回は、「南極の自然」をテーマに、第51次南極観測隊に同行した奈良県立奈良高等学校の森田好博教諭に、講演していただきました。

森田教諭は平成21年11月24日(火)から翌22年3月19日(金)まで、国立極地研究所が実施した第1回教員南極派遣プログラムに参加されました。昭和基地から衛星回線を使用したテレビ会議システムで、「南極授業」を実施されるなどの活動を行い、その間に本校の小学生から集めた質問にも、メールで回答をいただきました。

講演では、DVDで南極観測隊の仕事などを紹介した後、南極・昭和基地での生活をはじめ様々な気象状況や生態系など、日本では体験することのない世界を分かりやすくお話いただきました。

また、「南極の氷を食べたことは?」「南極で食べる食事はおいしかったですか?」などの生徒からの質問に、丁寧に答えてくださいました。特に、フリーズドライという日本の技術の素晴らしさや、南極大陸の気象変動は、過去、現在、未来の地球を映す鏡だと話され、生徒たちは興味深く聞き入っていました。