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【M3.Y2.Y3】人権講演会を開催しました

 

昨年に続き、頸髄損傷という重い障がいを負った中村周平さん(立命館大学大学院生)にお越しいただき、「今を生きる」と題して、M3、Y2、Y3生を対象に話をしていただきました。

高校2年生でラグビーの練習中の事故が、中村さんの人生を大きく変えてしまったこと、そしてその障がいに向き合えるまでの苦悩、リハビリを経て高校復学から大学進学と、8年間の中村さんの想像を超える生き方が、生徒たちには大きな衝撃となったようでした。しかし、「今を生きる」をテーマに掲げ、電動車いすやPCを口で操作しながら講演する中村さんを目の前にして、生徒たちは真剣にメモを取り聞き入っていました。

今春、大学院を卒業するにあたって『今まで』を活かせる仕事をしたいと、ヘルパー派遣事業所の設立サポートを手がけることとなった中村さんは、『何よりも伝えたいこと』として、「障がいは特別なことじゃない。誰にでも起こりうることとして考えてほしい。そして今を生きるということは、今の自分と向き合うことだ」と強く訴えられました。

生徒からは「自分から逃げずに向き合う中村さんに感動しました。そして人は支え合って生きているのだということを学びました」とお礼の言葉が述べられました。