第30回ディベート甲子園に出場
校長

8月2日、千葉大学教育学部で開催された第30回全国中学・高校ディベート選手権〈ディベート甲子園〉大会に出場した弁論部の中学・高校チームの応援に出かけました。本校チームは、近畿・北陸地区予選で中学の部で第3位、高校の部では第1位に選ばれ、今回の出場権を獲得しました。
今年の論題は、中学は「日本は中学生以下の SNS の利用を全面的に禁止すべきである。是か非か」、高校は「日本はあらゆる犯罪を司法取引制度の対象とすべきである。是か非か」であり、部員たちは書籍・論文などの文献をとおして調査分析し、論旨の整理と想定問答の準備を徹底して行い、本番でも舌鋒鋭く堂々と説得力のある論陣を張りました。
惜しくも決勝トーナメントには進出できませんでしたが、ジャッジから「奈良登美が決勝に行けないのはもったいない」と言っていただくほどよく健闘し、高評価を得ました。
圧倒的な情報量をもって相手の主張を的確にとらえ、反論ポイントを明確にして反駁し、自らの主張を補強していく、その熱と力には感服いたしました。
仲間とともに議論を楽しみながら、社会で起きている様々な事象について深く考え、自分の意見を持ち、将来の主権者としての力量を培ってほしいと思います。
遠くまで応援に駆けつけて下さったご家族の皆様、誠にありがとうございました。