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理科の実験授業④

校長
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Y2(高1)「生物基礎」の実験授業を見学しました。ブタの血液を材料として「血液の観察、血液凝固」の実験でした。

まずは血液をスポイトでとり、スライドガラスに一滴おいてカバーガラスをかけ、双眼顕微鏡で赤血球を観察し、スケッチしました。次に3本の試験管に血液を2mLずつとり、そのまま37℃に保ったもの、CaCl₂溶液を入れて37℃に保ったもの、CaCl₂溶液を入れて氷水の入ったビーカーに入れたものを準備して、それぞれの血液の変化を見比べて血餅ができるかを観察し、なぜそのような結果が得られたか考察しました。

さらに、血液を遠心分離機にかけて血しょうを2mLシャーレにとって、CaCl₂溶液を加え、フィブリンができる様子を観察しました。

実験が進むにつれ、あちこちから驚きの歓声が上がったり、実験結果をお互いに確認したりしながら、生徒に興味をもたせる授業が進んでいました。