授業観察
校長

2学期は、先生方の授業を見学しています。M3(中1)の国語の授業では「意味と意図」という教材を使ってコミュニケーションについて考える授業がありました。
私たちは言葉を発して自分の意図を相手に伝えるが、言葉の辞書的な意味で伝わるのはほんの一部だという説明があり、生徒たちに「言葉によるコミュニケーションにおいて、『意図』の理解に必要なこととは何か?それが『欠けた状態でのコミュニケーションは実に危うい』という筆者の意見について、自分の考えをまとめよう」という課題が出されました。
この難解な課題に頭をひねりながら、各自のクロームブックに自分なりの考えを入力し、ロイロノートに設定された「提出箱」に次々と送信していました。その回答は、教室のバイシンクボードに映し出され、友達の回答と自分の考えを比較しながら、思考をさらに深めていきます。生徒は常に考え、まとめ、表現するというアクティブラーニングが展開されていました。