Y1沖縄宿泊研修

5月21日(火)~5月24日(金)の3泊4日で、Y1(中3)学年が沖縄研修に行きました。生徒が立てた目標は、「前世代の方々は私たちに何を残してくれたのか、発見して学ぶ」でした。
1日目は那覇空港到着後、南風原文化センターへ。常設展示場では、沖縄陸軍病院南風原壕を再現し、碑や戦争の遺跡、平和の礎等を中心に紹介していました。生徒たちは平和ガイドさんの説明を聞きながら館内の見学をした後、「飯あげの道」を実際に歩きました。大変な雨の中でしたが、平和について体感したと思います。次に、白梅の塔へ行き、激しい雨の中で、代表生徒が平和メッセージを読み上げ、千羽鶴と花束を献納しました。
2日目は、午前中、サンゴ移植と磯観察の予定でホテルを出発しましたが、大雨洪水警報が発令されたため、バスの中で大学院生による生態系の話を聞きました。その後、資料館「くるる糸満」で沖縄の文化・歴史について学びました。楽しみにしていた予定が変更になりましたが、午後はホテルで友達と一緒に過ごすことになりました。
3日目は、曇り空の中、午前中に糸数アブチラガマに入り、戦争の悲劇を改めて実感しました。次に「道の駅かでな」に行き、展望台から嘉手納基地を実際に目の当たりにしました。昼食後は、「美ら海水族館」を満喫し、夜は生徒の企画によるレクリエーションで大変盛り上がっていました。
最終日は、首里城へ行き、正殿再建中の様子も見ながら、琉球大国の歴史について平和ガイドさんの説明を受けました。昼からは、国際通りの班別行動。1日目同様の激しい雨になりましたが、生徒たちは楽しみながらお土産を買っていました。雨の日が多く、予定を変更することもありましたが、沖縄の豊かな自然に触れながら平和について考えるよい機会になり、新たな発見もあって、思い出に残る宿泊研修になりました。