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Y劇術鑑賞『文楽』

校長
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11月15日(水)大阪・日本橋の国立文楽劇場にて、Y1(中3)~Y3(高2)生徒と教職員が参加し、11月文楽公演(第2部)『奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)』を鑑賞しました。

『奥州安達原』は「前九年の役」(1051~1062)をモチーフにした作品です。奥州の雄でありながら、都の勢力に滅ぼされた安倍一族の生き残りである安倍貞任・宗任らが源義家らに復讐を図り、奥州に独立国家の建設をもくろむという時代物の大作です。
人形浄瑠璃(文楽)の魅力は、義太夫の語りと三味線の調べにあわせて人形が生き生きと躍動する、その調和にあります。事前学習で文楽の基本について理解している生徒たちも、劇中の古典表現に難しく感じるところもあったようですが、「イヤホンガイド」の助けも借りて、場面が進むにつれ登場人物たちが絡みあう意外な展開に、最後まで集中して鑑賞している様子でした。

Y芸術鑑賞は、校外での鑑賞行事を基本としています。各分野の上質な芸術にふれることで、多様な価値観・文化を体感してほしいと思います。
今回も日々の学びの場である学校を離れ、秋の一日を芸術鑑賞にひたる素晴らしい経験ができました。