10月31日、M3学年（中１）は奈良県飛鳥地方で社会見学を行いました。天候にも恵まれ、絶好の秋晴れの下、各遺跡・寺院等にて事前学習で準備したプレゼン発表を行い、飛鳥の歴史や文化を学習しました。
　行程としては、まず飛鳥駅から高松塚古墳に向かい、その後は鬼の雪隠・俎、天武・持統天皇陵、亀石、橘寺を経た後、昼食会場である石舞台古墳へと移動しました。もちろん事前に学習していた場所を実際に目で見ることに喜びと感動はあったことと思いますが、やはり生徒たちが一番生き生きとしていたのは昼食時間でした。友達とビニールシートを広げ、突き抜けるような秋晴れの下、鮮やかな緑の芝生の上で食べる昼食は格別だったようです。

　昼食後は飛鳥板蓋宮跡、酒船石、飛鳥寺、蘇我入鹿首塚、水落遺跡と回った後、最後の甘樫丘にたどり着きました。
　一日中歩いていた上に、ここでは急こう配の坂が続いていましたが、頂上からの景色を楽しんだり、普段見慣れない昆虫や生き物を見たりして歓声を上げていました。見ているこちらの気持ちも弾むような楽しげな笑顔があちこちで弾け、歩き通しだった一日の疲れも吹き飛びました。
　大きなトラブルもケガもなく行事を終えられることができ、きっと生徒たちには忘れられない楽しい一日となったことと思います。