M3（中1）学年で実施された飛鳥社会見学の事後学習としてプレゼンテーション発表会を開催しました。これは飛鳥に残る10カ所の史跡・遺物などを班ごとに担当を決めて調査し、しおりを作成して、10月31日に実際に現地で説明した内容をプレゼン用スライドシートにまとめ、発表したものです。各クラスでプレゼン予選会を実施し、上位に選ばれた９つの班がこの本選に進出しました。

「天武・持統天皇陵」「石舞台古墳」「鬼の雪隠・俎」「橘寺」「酒船石」などについて、調査したことをイラストや写真・動画、年表などをふんだんに使って、スライド作成に工夫が凝らされていました。中には寸劇やクイズを交えてプレゼンした班もあり、飛鳥についての興味が益々深まったと思います。

どのプレゼンも遺跡の細部にわたってよく調査されており、中学生レベルを超える難しい歴史用語もよく理解していたことに感心しました。
飛鳥は古代ロマンの宝庫であり、遺跡や遺物、文献資料だけでは解明できない歴史の不思議がたくさんあります。だからいろんな解釈や巷説があって面白いのでしょう。これからも自分の興味あることについて、深く探究する学習の機会をもちたいと思っています。