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数学科公開研究授業

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 高校数学で公開研究授業がありました。今年度は「ICT機器を活用した授業づくり」をテーマとして各教科で公開授業に取り組んでいます。
 今回の授業は、Y3(高2)のクラスで、図形ソフト 「GRAPES-light」を活用して「軌跡」や「領域」の問題を考える授業でした。今回の範囲(軌跡・領域)は、数量が動的に変化していく様子が理解できるかが問われますが、図形ソフト上で動かすと視覚に訴えることができてわかりやすく、図形ソフトと最も親和性が高い範囲といえます。
 このソフトは、WEB上でだれでも無料で利用できるもので、使い方はほとんど説明しなくても生徒は直感で利用できているようでした。
 授業では、青山学院大学と同志社大学の過去問が取り上げられていましたが、生徒たちは各自のChromebookに数式を入力し、PC画面に描写されたグラフを見ながら、問題を解き進めていました。
 実際の試験において、紙と鉛筆で考えるためには、基本となるイメージが必要ですが、ソフトを使ってイメージが定着すれば、次からは自分で考えることができます。生徒からは「視覚的にとらえられてイメージしやすい。」といった声が聞こえていました。
先生方もともに学んでいただきながら、様々にICT機器を活用した授業が進んでいます。