飛鳥社会見学事後学習発表会
校長

3月14日(月)、M3(中1)学年は、昨年11月に実施した飛鳥社会見学の事後学習のまとめとして学年発表会を行いました。事前に各クラスで発表会を行い、観点別相互採点で特に高評価を得た各クラス代表班の発表でした。本来ならば大講義室に学年一同を会しての発表となるのですが、感染症対策のため、発表者は別室のカメラの前に立ち、情報の時間に作成したスライドを示しながら発表しました。中には原稿を一切見ず、まるでニュースキャスターのように堂々と語ってくれた班もありました。オンラインで各教室にライブ配信された発表を、級友たちは拍手で迎えていました。
本校の校外学習は事前学習、事後学習を行っています。事前学習で班ごとに協働して訪問地を調べ、現地でお互いに発表し合い、自ら学ぶ姿勢を身につけていきます。そして現地を訪れた結果、新しく生まれた疑問点をもとに再度広い視点でより深く調べ、探究する姿勢を養います。
今回の事後学習のテーマは、例えば現地で見た飛鳥と明日香をもとに、その他の表記など地名の由来について調べた班、亀石は実際に見ると蛙に近かったが、それでも亀なのか調べた班、盟神探湯はなぜ行われ、なぜ衰退したかという理由を考察し推測した班、飛鳥寺や橘寺を訪問したことから寺名の由来や山号・仏名・寺号について調べた班など幅広く、深く、とても興味を惹かれるテーマ設定でした。視聴者を含めて学年生徒全体で観点別に相互採点を行い、特に優秀な評価を得た班は終業式後に学年で表彰を予定しています。