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京都大学サイエンスフェスティバル出場決定!

校長
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本校の自然再生研究会が11月2日にオンラインで開催された研究発表会『京都大学への架け橋』の奈良県大会で優勝し、来年3月に開催される「京大サイエンスフェスティバル」(オーラル部門)に奈良県代表として出場することとなりました。

「京都大学への架け橋」とは、各学校がそれぞれテーマを定めて数か月にわたる研究を行い、その成果を発表する、という大会です。今回はパワーポイントを使用して発表する、という形のオーラルセッションを「奈良市登美ヶ丘地域周辺における生態系変遷の解明とその復元」というテーマで行いました。

一般的に自然再生活動は本来、地域の生態系全体を再生することが主な目的です。そのために、対象とする土地の過去の生態系や地形を文献などで調べ目標を設定する必要があります。修景池ビオトープでの本校の活動でも、1960年代からの登美ヶ丘周辺の地形の変遷と、生物相(生息している生物の種類名)を調査し、目標となる状態を決定したうえで、ビオトープ化に取り組んできました。しかし、一般の多くのビオトープ事業には地域の実態に即していないものも多く現在問題になっています。そこで、今回の研究では、全国各地の地域生態系を過去から現在まで簡単に調べることができるプログラム「生物サーチ」を開発しました。そのプログラムが本校のビオトープ活動だけに留まらず、今後様々な研究への応用が利く可能性があるという点が評価され、奈良県代表に選ばれることとなりました。

このコンセプトをさらに練り上げ、来る全国大会に向けて全力で準備していきます。