Ｍ４学年（中２）は、11月26日(金)に校外学習で宇治に出かけました。今年度は新型コロナ感染拡大の影響を受けて、これまでこの学年は校外学習がありませんでした。２月に延期している白浜宿泊研修も、感染状況によっては難しくなる可能性もありますので、来年度の沖縄宿泊研修の団体行動訓練も兼ねて、この宇治への校外学習を企画しました。
以下、学年主任よりの報告です。

当日は朝夕は肌寒さも感じましたが、日中は暖かく快晴で、紅葉も見頃でした。紅葉に映える平等院鳳凰堂を眺め、歴史遺産の宇治上神社を回り、源氏物語ミュージアムで古典文学の魅力に触れました。午後からは、ちょうど10月にオープンしたばかりの「お茶と宇治のまち交流館　茶づな」のお部屋をお借りして、お茶の歴史を学び、皆で茶筒を作る体験をしました。その後は学年レク係が考えたレクレーションを楽しみ、1日のプログラムを終えました。

平等院には、緊急事態宣言も解除されたこともあって、他の観光客もたくさん来られていました。平等院の美しさを愛で、悠久の歴史に思いをはせるだけでなく、宇治の人々とのふれあいにも、感じるところがあったと思います。団体行動訓練としては、集合時間を守り、班行動をして各所のポイントで点呼をとることもしっかりできました。今回の経験を活かして、来年度の沖縄研修以降でも、自由行動でちゃんと行動でき、与えられたものだけでなく、自分たちで行動し学べる集団に育ってほしいと思っています。