ニュース

「命の授業」を開催

校長
  • 「命の授業」を開催
  • 「命の授業」を開催
  • 「命の授業」を開催
  • 「命の授業」を開催

11月18日(木)、M4(中2)学年では、奈良県助産師会の岩﨑裕子さんを講師にお招きして、「命の授業」がありました。

テーマは3つで、最初は「思春期の心と体」でした。思春期と体、男女の体の違いなど、細かなことまで踏み込んで教えていただきました。2つ目のテーマは、「妊娠・出産」で、卵子は1日の命しかなく、3億もの精子のうちの1つの精子と受精することなど、受精が奇跡的なことであることを教わりました。出産についても、実際の動画を見て、母親の大変さを知ることができました。帝王切開の手術に向かうお母さんの「遺書」を読む場面では、生徒達も涙を流していました。

3つ目のテーマは、「よりよい人間関係」でした。恋人・友人同士でも思いにズレがあるので、自分の気持ちを抑え、相手を思いやることが大切だと教わりました。そして最後に、自分の両親にそれぞれ両親がいて、その両親にまた両親がいて、この全ての人達が苦労しながら懸命に生きた結果自分がいるのだから、自分の人生を大切にしなさいというメッセージをいただいて、2時間の講演が結ばれました。生徒達は、両親への感謝、自分の命を大切にしたいという思いが深まったようでした。

命について学ぶことは、自分の命だけでなく、周りの人達、これまで生きてきた人達、これから生まれてくる人達の命の大切さを学ぶことでもあります。自分の命を大切にし、過去の人達への感謝を忘れず、未来世代への責任を感じて学び行動していく人に育ってほしいと願っています。