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三校合同研修会を開催

校長
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8月2日の午後、奈良文化高校・奈良学園中高と本校の三校の先生方(40名程)が、昨年度リニューアルした本校の「探究ルーム」に集まり、専門講師をお招きして合同研修会を開催しました。テーマは、「探究学習プログラムと評価方法(ルーブリック)について」で、三校合同での研修会は初めての取組となります。

本校では、昨年度のM4を皮切りに探究学習を導入し、学年進行でY3までそれぞれのテーマを設定して学習を進めていきますが、その評価の在り方についてプロジェクトチームの先生方が中心となって研究していただいています。

ルーブリックとは、学習到達度を示す評価基準を観点と尺度からなる表として示したもので、生徒のパフォーマンスの質を評価するためのツールとして使用されます。試験などでは計りにくい思考力・判断力・表現力、また主体性などを評価することに適しています。

研修は、講師より一般的な探究学習とルーブリックの作り方の説明を受け、各校の現状と課題の報告の後、4人程のグループに分かれて、ワークショップ形式で進められました。最後に完成したルーブリックを発表し合い、今後の課題を確認しました。

和気藹々と歓談しながらも真剣に各校の課題に沿ったアイデアを出し合い、他校の実践にも学びながら有意義な研修会となったと思います。

学習評価は、成績を付けるためだけではなく、指導の改善や生徒のよさや可能性を引き出し、学習を促す取組でもあります。