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映画「天外者」高校生プロジェクトに参加

校長
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俳優の三浦春馬さんの遺作となった映画「天外者」特別高校生プロジェクトに本校Y2(高1)生9人が参加しています。

三浦さんが演じるこの映画の主人公五代友厚は、薩摩藩士から明治政府の役人を経て実業家になり、大阪経済の復興と商都大阪の基礎を築き、激動の幕末維新期を駆け抜けた人物です。その妻、五代豊子が本県田原本町出身であることから、奈良新聞の企画で高校生プロジェクトが立ち上がり、黒船来航という国難を乗り越えて明治という新時代を生涯をかけて切り拓いた若きリーダーたちに学び、高校生がコロナウイルス感染拡大による世界的な景気減速という厳しい状況をいかに乗り越え、新たな日常を築いていくかを考え提案します。

先日は、プロジェクトチームの代表生徒が豊子役を演じた女優に直接インタビューをさせていただきました。今後はこの映画を題材として、自分たちが目指すべき目標と課題を見据え、令和時代のリーダーへの取材活動を行います。それらを踏まえて、高校生の視点で将来の社会像を考え、自分たちの言葉と表現で新聞記事をつくり、情報発信をしていきます。壮大なプロジェクトに果敢に挑戦している生徒たちを応援したいと思っています。

校長も先行試写会にて、映画を鑑賞させていただきました。三浦春馬さんの鬼気迫る熱演と彼を取り巻く草莽の志士たちが織りなす青春群像に甚く感動しました。幕末の動乱期にあって「男も女もみんなが幸せになれる、夢を持てる国にしたい」と崇高な志を持って国内外を奔走し、49歳を一期として少し生き急いだ五代友厚と三浦春馬さんのイメージが重なりました。
本校生徒たちも、新しい時代を切り拓く、高い志と大きな夢をもってほしいものです。

※奈良新聞様の許可を得ております。