１０月に横浜で開催された全国中学生陸上競技大会の女子１００ｍで、見事全国優勝を果たし、自身が持つ奈良県中学新記録を更新する１１秒９６を出したY１（中３）学年の南こはるさんが、荒井県知事と吉田県教育長を訪問し、大会結果を報告しました。同じ大会の走り幅跳びで優勝した郡山南中学の選手とともに緊張しながらも和やかな雰囲気の中、お時間をいただき、歓談させていただきました。

南さんは、「これまで支えてくれた皆さんのお陰で日本一になれました。高校でもインターハイで優勝を目指して頑張りたい。」と抱負を述べ、知事からは、「すごいねえ！全国優勝する選手が奈良県の学校から出ることはとても嬉しいこと。これからも活躍してくれるよう注目していきたい。」との激励の言葉がありました。面談後、知事から知事室を見てみませんかとお誘いいただき、二人の選手はびっくりした様子で知事室に入っていきました。「カーペットがふかふかでした。」との感想。ばっちりと記念写真にも納まっていました。

続く県教育長からも「高校でもさらにレベルアップを目指して、好きな陸上競技を楽しむ気持ちで頑張ってほしい。」との言葉があり、本校監督からは、大きな試合でも全く緊張しない性格やコロナ対策で休校中も練習メニューを送信し、彼女も練習動画を返信するなどのやりとりで指導助言をしたことを説明しました。

このたび、登翔会様のご支援で本校総合グラウンドのタータンコースに真っ白のコースラインを引いていただきました。授業や学校行事、部活動でも活用させていただきます。南さんもこの新装レーンで新たな目標突破を期して、練習に励んでほしいと願っています。