１１月２１日に実施した本校プレテストには昨年を約１００名上回る４５１名の参加があり、２８日にはその返却解説会を開催しました。コロナ対策として、本校ＭＹ体育館に机を搬入し、１８６名の受験生を集めて国語と算数の問題解説を行いました。寒い一日となりましたが、参加してくれた子どもたちは皆熱心にペンを走らせ、本校教員による熱い解説、メッセージを受け止めてくれていました。

国語では記述問題を中心に、まずは文章を読む読解力と表現力とともに設問の読み取り力、つまり問で何が聞かれているかをしっかり押さえることが大切とのアドバイスがありました。具体的には、比喩表現に関する問や小説で「気持ち」を問う問題の解答の作り方、説明文では対比表現に注目することなど、実際の解答例を提示して子どもたちの間違えやすいポイントを押さえながら、分りやすく説明していただきました。

算数では、身の回りの生活に関連する文章題を取り上げ、「なとみんプリン」のセット売りの個数と値段をよく見て、必要な個数をピッタリ買うよりも，少し超えた方が安く買えることに着目させる問題や方眼紙に書かれた正方形の面積を求めたり、指定された面積の正方形を作図したりする問題を大型スクリーンで図を見せながら解説していただきました。大問の中の小問がどうつながっているかを捉えることが正解への鍵となるようです。

午後からは、第３回目の学校見学会を開催し、本校の教育内容及び進路指導、入試概要等の説明の後、少人数に分かれていただいて本校教員による見学案内を実施しました。

コロナ禍の中にもかかわらず、例年より増して多くの皆様にご来校をいただきましたことに心より感謝いたします。ご期待に応えられるよう益々精進してまいります。