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教育実習生の研究授業を参観しました

校長
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9月7日より、本校卒業生10名とお隣の県立登美ヶ丘高校卒業生1名の11名を迎えて、教育実習がスタートしています。各大学での対面講義・実習が止まっている中、将来、教師になる夢の実現に向けて本校としても、最大限の指導支援をしてまいります。

実習開始に当たり、「この期間で最も大事なことは何よりも教材研究。教科書の内容さえ理解したら授業ができると考えている人は、自転車の車輪の幅程の道があれば、自転車を運転できると言っているのと同じ。」と教材研究の大切さについて話しました。

期間短縮により、2週間の実習の最後に全員が公開研究授業に挑みます。私も授業に参加させていただき、若い清新な授業を楽しませていただきました。

ブタの腎臓の解剖授業は、生徒も興味津々で最後は腎臓を切開して皮質の一部を切り出し、双眼実体顕微鏡で観察します。「情報」の授業では、PCケースを外して中身の部品の確認やスクリプト言語を活用したプログラミングを体験しました。音楽ではミュージカル「ファントム」を鑑賞しながら、様々な愛の形について考え、登場人物の感情を発表しました。本校の特色を受け継いでか、理数の実習生が多く、シダ植物とコケ植物の世代交代、運動方程式の立て方、元素やイオンの性質、対数微分法など文系の校長には少々頭の痛い内容でありましたが、担当教員の指導よろしきを得て、堂々とした授業ぶりであったと思います。 

教職を目指す者、大学院へ進む者、就職活動を頑張っている者様々です。教員採用試験、コロナ禍の影響で先が読めない就活もほぼ終盤戦の様相となっています。本校卒業生たちはそんな中でも、前向きに逞しく社会人となる扉を開こうとしています。いつでも応援しています。頑張れ奈良登美卒業生!