Ｙ４学年ではいよいよ「大学入学共通テスト」の出願について、各種推薦入試について説明する学年集会をもちました。コロナ対応の慌ただしい頃から、徐々に日常の落ち着きを取り戻してきましたが、もう出願の時期を迎えることになります。学年主任より、「６年間で一番大事な集会」との話しに生徒たちは一層緊張感を高めたようです。「本物」の志願票を見ながら、詳細な説明を受けていました。

この学年は昨年度より、英語の民間検定試験の導入延期に続き、国語と数学の記述式問題が見送られるなど、入試改革に翻弄された学年です。その影響を受けて、全国の受験生が安全志向に動くのか、果敢にチャレンジするのかなど、出願動向も気になるところです。本校では、様々な情報を各関連機関より入手し、生徒の不安解消に努めるとともに、新傾向の問題にも取り組んでいます。もちろん、ホームルーム教室に隣接する教員ステーションでの進路相談、質問対応も活気を帯びてきました。最新の情報を自分でも調べ、教員・保護者の皆様のアドバイスをきちんと受け止め、最後は自分自身で将来を見据えた進路選択をすることになります。

集会では、「現役生は、これから伸びます。第一志望を諦めず、模試の結果で受験校を変えるのではなく、勉強方法を変えること。受験勉強でも授業を大事にすること。皆伸びる時期は違う、人と比べないこと。」と激励しました。

多くの受験生は「父母が普通通りに接してくれた」ことが一番嬉しかったと言っています。保護者の皆様には、これからご心配も募ることと思いますが、温かく見守ってやっていただきますようお願いいたします。