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授業風景(理科実験、書道)

校長
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9月に入っても猛暑が続く中、本校では空調完備の快適な環境で授業が進んでいます。校長も空き時間に校舎を周り、授業観察を行っていますが、今日は生物室でM3(中1)生が、「葉の細胞のどの部分で光合成が行われているのか」の実験・観察に取り組んでいました。本校自慢の生物室には、一人一台の高機能双眼実体顕微鏡が設置されています。それを使って、まずは生きた葉の細胞中の葉緑体が動く様子を観察し、次に一日中光合成させた別の葉を脱色し、ヨウ素液を使って、葉緑体でデンプンがつくられていることを確認します。

一人一人が、顕微鏡を熱心にのぞき込み、「先生見えました。」「葉緑体が動いてる。」の声が次々に上がっていました。なぜ葉緑体は動くのか、その動きに法則性があるのか、など興味は尽きません。この授業を切っ掛けに新たな科学の探究が始まりそうです。本校教育目標の一つである「科学的に物事を見る力を身に付ける」を体現する授業でした。

書道室ではこの日、Y3(高2)の書道選択生の「書風」をテーマとした授業が行われていました。「書体」ではなく「書風」なのです。躍動感ある力強い書風、美しく伸びやかな書風、温かく優しい書風、ダイナミックで激しい書風、古風で素朴な書風など自分の好きな書風で作品を仕上げます。暑い日の静かな午後、墨の香りが心を落ち着かせます。真剣に筆を動かす生徒の集中力で、教室が気持ちのいい緊張感に満ちていました。