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救急法講習会を開催

校長
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連日のように感染者数の推移と今般の7月豪雨の被害状況が報道されています。地球的規模の災禍か局地的なものかの違いはありますが、犠牲になられた方々についての報道を見聞きするにつけ、自然の摂理や人の運命について考えさせられることがあります。いずれにしても、今ほど、命の問題が臨場感を持って迫ってくることはないように思います。

そのようなことを感じながら、本日は生徒を家庭学習日として、年度当初から予定していた先生方の定期健診と救急法講習会を実施しました。講師は、日本赤十字社からお招きした3名の救急法指導員にお願いし、参加した教員全員が、人形を使っての心肺蘇生法とAEDの使用法を体験しました。コロナ対策ということもあり、教員が交代で使う器具の消毒はもちろん、傷病者からの飛沫を防ぐために口にハンカチを掛けて胸骨圧迫を行うことや人工呼吸は実際には行いませんでしたが、「フー」ではなく「ハー」で息を入れる方が肺に入りやすいことなども細かく教えていただきました。もう何度も、このような講習会で体験済みの教員もいますが、いざとなったときに正しい判断と的確な対応ができるよう、定期的に訓練を繰り返すことが必要です。先生方は、皆真剣に指示に従い、練習していました。また、夏本番に向けて熱中症対策についても手当の仕方、予防法などを指導いただきました。

自他の命を守るための行動とともに、人の命を救うことができるスキルを身に付けておくことも大切なことです。