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女子100mで県中学新記録を樹立

校長
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6月に「奈良学園栄誉賞」を受賞したY1学年の南こはるさんが、7月18日に開催された奈良県陸上競技選手権大会で、見事、女子100mで11秒98という素晴らしい奈良県中学新記録を樹立しました! これまで11年間破られていなかった記録を更新し、今年度現時点で12秒を切る中学生は彼女だけという大記録を打ち立ててくれました。

この大会は、中学生から社会人までのアスリートが一堂に会し、年齢に関係なく同一レースで競い合う競技会です。南さんは、女子100m決勝で、昨年度インターハイに出場した大学生選手に後半激しく追い込み、最後は僅差で敗れたものの堂々たるレース展開で2位でゴール。中学新記録を出した喜びより、トップになりきれなかった悔しさの方が大きかったようです。

南さんは、2月に行われた日本室内陸上競技大阪大会でU16(16才以下)60m走で準優勝して以来、着実に実力を伸ばし、今大会では県新記録を出すことを狙っていたと聞きます。コロナ対策で、長い休校期間中も可能は範囲でできる練習を積み上げてきました。このレースでは、自信を持って目標突破をイメージできていたのではないかと思います。

南さんは、「とにかく疲れました、でも嬉しいです!」とコメント。彼女とともに汗を流し練習を支えた監督教員も、南さんを評して、「今大会で県中学新記録を出そうという話をして、ここ一番の決勝で力強い走りができる彼女の力にあらためて感動しています。」と述べています。

校長室を訪れてくれた南さんは、「まさか新記録が出るとは思いませんでした。でも私の前を走っている人がいるのはイヤだったので頑張りました。」と話してくれました。

次の目標である10月に開催される全国中学生陸上競技大会優勝を目指して、さらなる飛躍を期待しています。