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いよいよ学校再開です

校長
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私事で恐縮ですが、我が家の玄関先にもう十数年来、命を繋いでいるメダカの陶器鉢とその上方にこの時期"落とし物"の処理に毎年辟易としているツバメの巣があります。親鳥の運ぶ餌を待ちかねる雛たちの声が喧しく、巣立ちが近いことを窺わせます。陶器鉢の方は、水替えも滞る冬の時期を過ぎて今年はもう絶滅したかという危機を何度も乗り越えた強者たちの赤児が、今年も微細な遊戯を見せています。心優しい縁者のものが、親に喰われては可哀想とペットボトルを半分に切った水槽に孵ったばかりの赤ちゃんメダカを取り分けてくれていました。もう関心も薄れていた我が家の小ペットをそれでは大事にしてやろうとにわかに世話を始めると、小さいながらも俊敏な動きが面白く、こちらの"学校"は一足先にもう始まっているようでした。

同様に、我が校の臨時登校の日々も予定通りに進み、久々に登校してくる生徒たちの元気な姿に、学校全体が活気を取り戻しつつあります。校長も登校時の出迎え、ホームルームの見回りなどに行き来し、生徒の皆さんとのソーシャルディスタンス越しの会話を楽しませていただきました。

Zoomを使ってクラスごとの朝の会が開かれ、学年全員が一堂に会した集会をZoomで行った学年もありました。
長い休みの期間を頑張ってきた生徒、頑張りきれなかった生徒たちが、様々な思いをもって再開した教室に集まり、段階を踏んで日常を取り戻していきます。しかし、学校を再開するとは言え、先行き不安な状況が払拭されたわけではありません。引き続き、気を緩めることなく、生徒の皆さんの「安全」と「学びの保障」に努めたいと考えています。