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第9回奈良学園登美ヶ丘高等学校卒業式

校長
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新型コロナウイルスへの対策から、前例のない状況の中、3月3日には、第9回奈良学園登美ヶ丘高等学校卒業証書授与式を規模を縮小した形で挙行いたしました。室内楽部の演奏も在校生の参列もない式典でしたが、奈良学園小学校初代校長先生、小学校恩師の先生をお迎えして、厳粛で心温まるセレモニーとなりました。6年、または12年間の思い出を胸に式場へと歩を進めるときから感極まる生徒もおり、133人の卒業生それぞれが未来への道に向かって旅立ちました。

この第9期生は、奈良学園小学校からの内部進学生と中学校からの新たな入学生とが学び舎を共にし、切磋琢磨した最初の学年であり、いわばパイオニアとして本校の礎を築き上げてきたかけがえのない学年です。
校長式辞では、そのことを讃え、「二十歳前後の時は宝物のような時間です。一日一日を大切に生きてください。そして、「自ら生きて、活きる」を建学の精神とし、清新で温かく、文化の香り高い校風をもつ奈良学園登美ヶ丘で学んだ誇りを胸に、ご活躍されることを期待しています。」と餞の言葉を贈りました。
卒業生代表答辞は、12年間の思い出、感謝の気持ち、これから向かう道への決意などを素直に表現し、力強く、また感慨深い秀抜たる答辞でありました。

式の最後には、卒業生一同が後方の保護者席に向かって感謝の言葉と大合唱を、また苦楽をともにした学年団の先生方には思いを込めたメッセージを贈りました。
卒業記念品として、建学の精神・校訓の銘板を寄贈いただき、誠にありがとうございます。体育館上手に掲げさせていただき、日々仰ぎ見ることで後輩たちが進むべき道のしるべとしたいと思います。
卒業おめでとう。