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Y2・3夏季セミナー

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8月1日(火)~3日(木)の2泊3日で、Y3(高2)希望者対象の夏季セミナーが実施された。場所は、四条畷市の緑の文化園内にあるSEI生駒セミナーハウス。Y3生にとっては初めての勉強合宿である。例年通りの計31時間の数学漬けコースと、今年度は英語強化コースも設けられた。どちらの教科も、常時質問に対応できる体制である。

最終日の午後に現地を訪れた。先生方に話を聞くと、どうも今年のY3生たちは「まず質問ありき」という依存型で臨む者が多く、「まず取り組め、そして考えよ。さらに首をひねれ」を基本にしている教員たちの考えとはズレがあったようで、開講当初は混乱があったということである。3日目にしてようやく落ち着き、自分の課題に向かって各自が真剣に取り組んでいた。とはいえ、さすがに最終日ということもあって、疲れがピークに達していた者も散見された。焦らすつもりではないが、まだまだと考えていると出遅れるぞ、と視線で気合いを入れさせてもらった。

8月6日(日)からは、同じ緑の文化園内にあるアイアイランドで、Y2生の希望者が2泊3日の勉強合宿に取り組んだ。高1の夏から取り組むのはこれが初めてである。こちらは従来から行っていた数学オンリーのセミナー。3日間で問題集1冊を仕上げるのが目標である。

折しも台風が近畿を直撃した2日目の午後に訪問した。外を吹き荒れる嵐も気にせず、皆なかなか気合いの入った勉強ぶりである。いや、むしろそんな環境であるが故に集中できたのかもしれない。質問室に控える教員の元へも、入れ替わり質問者が続いている。中には、この勉強合宿後にクラブ活動の合宿に参加する者もいるようである。夏休みに、家で、一人で勉強に取り組むという者が少なくなってきたと感じる。普段でも、家では寛いでしまって、なかなか勉強に取り組めないという者がいる昨今である。忙しいながらも、皆と一緒に泊まり込みで勉強に励むのが今どきの高校生なのかもしれないと思わされた。