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Y3オーストラリア語学研修報告②

校長
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Y3オーストラリア語学研修視察3日目の様子を報告する。この日まず訪問したのは昨年度から交流校になっているヘレンスベール校である。最後のESLの授業が行われており、生徒たちはこの間にお世話になったホストファミリーやバディ、先生方へのお礼の手紙を書いているところであった。アクティビティーに取り組んだり、バディと会話をしたりするのは良かったのだけれど、このESLの授業で担当の先生方から厳しく教えられたり、宿題を出されたりするのが苦手だったという声が生徒たちからあがっていたので、「教える先生たちは真剣にやってくれているぞ。これをこなしてこその語学研修だ」と、いささか遅くはなったが、叱咤激励の声をかけさせてもらった。生徒たちは各自頭をひねりながら感謝の気持ちを込めながら手紙に取り組んでいた。そしてその後は、いよいよ最後のバディとのランチタイムである。親しくなる度合いは生徒によって異なるようだが、仲の良い者同士が集まって思い思いの場所でランチをとっている。すっかりこの習慣になじんだ様子で、校内の風景にすっかり溶け込んでいた。

午後には昨日訪問したパシフィックパイン校に移動した。現地校の生徒たちに向けた、本校の生徒たちのプレゼンテーションを見るためである。プレゼンの前には校長先生からの修了書授与があり、一人ひとりが修了書とプレゼントを受け取った。バディと一緒に写真を撮ってもらう時の生徒たちの笑顔がなかなか素敵だった。ランチ後のプレゼンテーションでは、「あなたの名前を漢字に直します」という班や、「日本のホラー映画」、「日本のトイレ事情」などの班による日本文化を紹介するプレゼンが行われた。パシフィックパイン校の生徒たちの盛り上げ方の上手さや反応の良さが幸いし、緊張しながらの発表を何とかこなすことができたようである。この会が終わる時にはバディや知り合った現地の生徒たちとの別れの辛さがやってきたようで、あちこちで手を握り、肩を寄せ合う光景が見られ、「日本に帰りたくな~い」という声まで聞こえてきた。嬉しい反応である。