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Y3オーストラリア語学研修報告①

校長
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Y3(高2)オーストラリア語学研修視察のために3日(土)に関空を立ち、4日(日)夜にゴールドコーストに着いた。5日(月)は生徒たちがお世話になっている学校やホテルなどへの挨拶のために時間を費やしたため、視察2日目になってようやく生徒たちの研修の様子を見学することができた。

午前中に伺ったのは、今年新たに交流校に加わったパシフィックパイン校である。生徒たちはすでにこの学校で最初の一週間を過ごしており、学校にも慣れ、各自に付いてくれるバディともかなり仲良くなっているようである。私が着いた時にはESLの授業中。各自がホームステイでお世話になっているホストファミリーへの感謝の手紙を書いていた。英語にも慣れてスラスラ書いている者もいれば、電子辞書を引きながら単語を探している者もいる。ホームステイの最初の頃は上手くコミュニケーションがとれずに悩んだ者もいるようだが、一週間が経ってそうした不安や悩みを訴える者もなくなったと聞いている。彼らの柔軟性や寛容さにいつも感心させられる。

その後は、午後からの小学校訪問に備えてのプレゼンの練習が始まった。日本の歌を披露する女子のグループの歌声を聞かせてもらった。ESLの先生が言うとおり、歌声の小ささが気になったが、きっと本番ではうまくやってくれるのだろう。このような経験の積み重ねがコミュニケーション力を向上させる秘訣である。彼女たちの度胸に期待することにした。

午後の訪問のためにモーニングティーの時間がランチタイムとなったが、この学校のバディたちは実に親切で、この短い時間を一緒に過ごそうと多くのバディが生徒たちのところに駆けつけてくれた。中には日本語の上手なバディもいる。本校の生徒たちもそれが当たり前のように輪を作って彼らを迎える。お互いにもう自然に振舞えている。ここでも若者同士の溶け込みの速さを見せてもらった。本校生全員が皆元気でこれまでの日数をこなしてくれている。実際に経験するこれらの一つひとつが、彼らの未来に繋がることを確信した2日目の視察であった。