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Y3オーストラリア語学研修報告③

校長
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Y3オーストラリア語学研修視察4日目の様子を報告する。6月8日(木)、昨夜のフェアウエルパーティに続いて、今日はお世話になったホストファミリーとも別れ、最後の観光と市内散策である。

ホストファミリーとのお別れには立ち会えなかったが、生徒たちがその後バスに乗ってやって来るトロピカルフルーツワールドで彼らの到着を迎えた。昨夜のフェアウエルパーティでも感じていたのだが、どちらかと言えば冷めた感じの今回のY3生の表情がこの10日間で大きく違っている。「こんなに明るく、元気だったかな」と思うほどの笑顔なのである。もちろん無事に10日間を終えたという開放感からなのだろうが、それだけではない生き方についての学びがあったような気がした。

とは言え、まだ研修は継続中。開放感からの油断に注意しなければならない。トロピカルフルーツワールドでは大型トラクターが引っ張る観光車両に乗っての園内見学である。途中、バナナやマカダミアナッツをいただいたり、カンガルーやエミューに触れ合ったりする。そこここでキャーキャー、ワーワーと声が聞こえる。何種類ものトロピカルフルーツの試食もあって、生徒たちは大いに楽しんだようである。

観光の後は、最後の夜を過ごすホテルに到着。そこからゴールドコースト市内散策が始まった。と言っても、彼らにとっては待ちに待った自由行動であり、買い物やカフェを楽しむ時間である。カメラ片手に歩いていると、いろいろな所で彼らに出くわした。大型ショッピングセンターで大量のお菓子を購入する者、ファストフード店でカモメたちとの一緒にバーガーやホットドックを頬張る者、ファッション雑貨店でTシャツを選ぶ者など、ここが外国だと感じさせないほど彼らはすっかり街に溶け込み、自由に振舞っている。多少の心配はするものの、彼らを頼もしく思った。夜にはホテルでパーティがある。みんなの笑顔がはじけることだろう。