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4月29日(土・祝)、進学塾京進主催の「2017年度関西入試相談会」が、みやこめっせで開催され、本校も相談ブースに参加させていただいた。こうした相談会は年々派手になる傾向にあり、特に京都で開かれる会では、私立だけでなく公立の学校までも、幟あり、特大ポスターあり、プロジェクター&スクリーンありと各校が工夫を凝らして、一人でも多くの方にブースに座っていただこうという意気込みが充満している。デパートのイベント会場で催される大○○展のような感じだとも言える。かく言う本校も、ささやかながらその真似をして、背景に大型ポスターを掲げ、お待ちいただく方の椅子にはオリジナルの椅子カバーを用意して相談会に臨んだ(効果のほどは分からないが...)。

私も数組対応させていただいたが、おやっ!と思ったのは、相談に来た子どもたちが積極的に話しかけてきたことだった。いつものパターンならば、保護者の方の横にちょこんと座って、ただ聞いているだけ、またはちょっと退屈気味な顔をしたりする子もいるのだが、今回はクラブ活動や授業のことなどについて子ども自身からの質問があった。「お茶を習っているんですが、茶道部はありますか?」「プールはありますか? 水泳の授業は何時間ぐらいですか? 水泳部はありますか?」「英語のスピーチの時間はありますか?」等々、彼らが中学に入ってやってみたいことを積極的に尋ねてくれた。単に物怖じしないというよりも、今やっていることがどういうことに繋がるのか、どう伸ばしていけるのかを考えている様子で、とても好ましく思った。また、そういう子ども自身からの質問には、こちらも思わず力を入れて答えることになった。

翌30日(日)には、グランフロント大阪で、「近畿圏私立中学高等学校進学相談会(日経新聞社主催、ワオ・コーポレーション協賛)があった。ここでも華やかにブースを飾って、相談者に対応した。今年度着任した教員も広報部員として参加。新人らしい緊張した面持ちでブースに座り、先輩教員の対応の仕方をしっかりと見つめていた。保護者の方がどのような点について問われるのか、子どもたちはどういう話に目を輝かせるのか、他校の先生方はどういう点をアピールしているのかなど、私立学校教員としての大切な役割を自覚してくれたことだと思う。