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M3クラブオリエンテーション

校長
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4月25日(火)の終礼後、新入学のM3(中1)生を対象にした「クラブオリエンテーション」が大講義室で行われた。期待に満ちたM3生たちの様子と新入部員勧誘に燃える先輩たちの意欲がどのようなものかが気になって、今年も会場へと足を運んでみた。

例年のことながら、派手なパフォーマンスは禁止というルールがあるため、どのクラブもまずは真面目に活動日や内容について、パワーポイントを使って紹介する。運動系クラブは、大講義室の中では得意とするプレーを披露することができず、あっさりとした紹介が多かった。ただ、その中でもバレーボール部は皆の前でレシーブやトスを、卓球部はピンポンリレーを披露して、M3生の喝采を得ていた。

それに比べて、今年も文化系クラブが目立った。浴衣姿での登場は茶道部である。尚志祭(文化祭)だけでなく、春に開いた学園のセミナーハウスである志賀直哉邸(高畑町)での茶会のことも紹介し、"礼儀正しく、楽しく、おいしく"を強調していた。交通研究部は、「毎度ご乗車~」の車内アナウンス口調で始まった。近鉄電車や奈良交通バスの興味を持つ生徒も募集しているらしい。科学部はお馴染みの段ボール空気砲を持っての登場である。わざわざ会場の後ろにまで行っての実験の割には、今年は皆の感動が少なかったようだ。PC部は、音楽班が中心となってコンピュータ制御の音声を使っての説明である。「なるほど、こんな時代なのか」と思わされた。「競技かるた部」はかるた競技の最初に詠まれる「難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」の朗詠から説明が始まった。室内楽部はバイオリン2本・チェロのトリオでGReeeeNのキセキを演奏してくれた。そして、演劇部は今年もドラマ仕立ての紹介をしてくれた。全国大会に毎年出場している弁論部や囲碁将棋部、唯一の同好会であるESSも健闘していた。運動系クラブに入部する者が圧倒的に多いこともあり、このブログでは毎年文化系クラブに力を入れて紹介してしまうことになる。ご容赦いただきたい。

今年のM3生は4月28日(金)から3泊4日の宿泊オリエンテーションに出かける。体験入部は連休後からになる。充実した6年間のために、そして生涯の友を得るために、しっかり考えて選択してほしい。