4月23日（日）、恒例となった、進学塾KECゼミナールさんによる「KEC春のスペシャル大集合」が、本校を会場として行われた。午前中は県内のKEC各教室の6年生が集まり4教科のテストを実施。午後にはその解説授業があり、閉会式ではその結果が発表される。そのイベントの中に、本校の校内見学、理科実験、学校説明を組み入れてくださった。200名近くの塾生が参加するイベントであったため、校内見学ツアーは昼食時間を前半・後半に分け、本校広報部の教員が班ごとに対応させてもらった。テストの後の気分転換ということもあって、塾生たちは興味を持って熱心に説明を聞いてくれた。

公開理科実験では、科学部の顧問と部員たちによって、静電気についての様々な実験を披露してくれた。細く切ったスズランテープを飛ばす「空飛ぶ電気クラゲ」の演示や静電気ライデンびんの作り方の紹介、バンデグラーフという静電高圧発生装置を使った実験など、"身体を張った"実験が、時には塾生たちも参加して繰り広げられた。気温や湿度などの関係もあり、上手くいったとは言えない部分もあったが、どの実験にも塾生たちは積極的に興味深く楽しんでくれた。

この後の保護者の方も参加した学校説明が行われた。会場の大講義室が400名以上の人でびっしりと埋まり、熱気ある説明会となった。ここでは教員だけではなく、ゲストとしてKECゼミナール出身のY4(高3)生及びM3(中1)生たちが参加しての説明をさせていただいた。Y4生となった筒井さんからは、「5年前にこの中学に憧れて入学しました。そして、この学校での体験を通じて新しい夢を持ちました。今は皆さんと同じ受験生です。夢を叶えるために一緒に頑張って目標を目指しましょう」という話をしてくれた。また、M3生たちからは、「入学したばかりですが、早速いろいろな友だちができました」「家族の応援があって、最後まであきらめずに受験ができました」「この学校の授業はおもしろくて、質も高いです」「塾の先生に勧められてこの学校に入学しました。感謝しています」などのコメントがあった。KECゼミナールの塾生たちにとっては、これからの受験勉強の励みになる一日になったことだろうと思う。皆さん、お疲れさまでした。