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【古川】奈良県高校総合文化祭

校長
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11月23日(月)、奈良県文化会館国際ホールで、第30回奈良県高等学校総合文化祭が開催された。この催しは、文化活動に励む県内の高校生が日頃の成果を発表し合うためのもので、選抜された各校の文化部等の発表がステージで繰り広げられた。私は、校長及び弁論部会長として参加させてもらった。

今年度、本校からこの催しに直接参加する者はいなかったのは残念であるが、次々に登場する県内の高校生たちの見事な発表に感心させられた。各校の代表者が校旗を持って登場する開会式典から始まり、続いてジャパン・マレーシア交流プロジェクト2015で来日しているマレーシアのタパー高校の生徒たちによる民俗舞踊の発表があった。国際交流を行う上で、自国の伝統文化を紹介することは大変貴重であり、本校でもそうした取り組みに力を入れていきたいと感じた。

その後は、部会発表が続いた。演劇・吟詠剣詩舞・マーチングバンド・弁論・日本音楽・合唱・バトントワリング・器楽・放送・郷土芸能・吹奏楽の各部会の代表者や合同チームが次々に登場する。いつもながらその華やかさや実力に感心させられるのは、天理教校学園のマーチング(今回はカラーガード演技)と和太鼓である。11月3日に行われた「こおりやま音楽祭『楽』」でもマーチングバンド部のステージを観せていただいたのだが、優れた技術と見事な舞台演出に目を見張ったものである。今回も大いに楽しませてもらった。

この催しには出演しなかったが、本校の文化部も頑張ってくれている。女子将棋部は鳥取で開かれた近畿総合文化祭で3位になり、さらに県新人戦で上位を獲得し、1月に熊本県で行われる全国大会の代表となった。また、以前ここでもお伝えしたが、弁論部では来年の全国総文祭への出場権を得ている。室内楽部も県の器楽部門の合同発表で、ベートーベン5番交響曲に挑んだということである。自分の興味関心のあることに一生懸命になる彼らの姿は、運動部であれ文化部であれ、見ていて清々しものである。