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【古川】Y1キャリアトーク講座

校長
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11月21日(土)、Y1生を対象に「保護者によるキャリアトーク講座」を実施した。今年度が第5回目になる催しで、在校生の保護者の方にお越しいただき、ご自身の中高生時代のこと、なぜ今の職業を選ばれたのか、今のお仕事はどのような内容で、どのような苦労や喜びがあるのかといったことについてお話しいただくというものである。

今年度は、建築設計事務所勤務、麻酔科医、大学准教授・管理建築士、産婦人科医、社会保険労務士、化粧品会社勤務の6名の方においでいただいた。お父様3名(うち1名は奥様とご一緒に参加いただいた)、お母様3名と、女子生徒の進路選択にも配慮した構成となった。生徒たちはこの中から希望の2名の方を選び、各50分の講演を聴くという講座である。

この日は小学校で「秋の体験授業会」を同時間に開催したため、その空き時間に駆け足で各教室を回らせていただいただけで、内容について十分に伺うことができなかったことを残念に思っている。ただし、そんな中で印象に残ったのは、麻酔科医(お父様)、産婦人科医(お母様)のお二人の話である。お二人に共通するのは、漠然と医師を目指したというのではなく、医師というものに憧れ、どのように努力し、どういう医師になろうとしたかが明確であったことである。単に医学部志望という者は多いが、それではダメで、具体的にどういう医者を目指すのかを意識せよというメッセージが込められていると感じた。そして、それ以外の方にも共通するのは、情熱を持って今の仕事に励んでおられること、中高生時代はとても大切な時期であり、"よく学び、よく遊び、良い友人と出会う"ことに全力を尽くしてほしいと考えておられることである。

Y1生たちは、来年度はいよいよ高校生であり、さらにその先に向かって挑戦していく時期である。彼らに、この日参加くださった保護者の方の熱い思いが伝わったことだと思う。