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【古川】Yスポーツフェスティバル

校長
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11月6日(金)、Yスポーツフェスティバルを実施した。10月にあったPスポーツフェスタ、M体育大会に続く、課程ごとの体育行事の最後を飾るものである。PやMと違って、Y生ともなれば自分たちが運営や進行を務めるのがこの行事の目的の一つである。また、Y4生(高3)は参加しないため、Y3生(高2)にとっては最後のスポーツ大会となる。P・Mに続いて、運良く好天に恵まれ、大会が開始された。

午前中は主として陸上種目の個人競技が行われた。60mハードル、100m走、200m走、走り高跳び、各種リレーのほかに、タータンコースを使った1周走、2周走、2周半走がある。体育教員の指示が飛ぶことはあるが、進行や放送は生徒たちの手によって進められる。生徒たちは、自分の出場種目に手一杯のため、観戦や応援になかなか一生懸命にはなれず、どちらかと言えば淡々と競技が進むのだが、これもまたYという段階の形だと考えて、私自身はそれぞれの競技の観戦に終始した。そんな中、おもしろいなと思ったのは、リレーの時の放送である。なんとDJ風の実況中継が始まった。一気にリレーが盛り上がった。こういう才能を持つ生徒もいるのかと嬉しくなった。

個人競技が終了すると、次は球技の団体種目(男子サッカー・女子バレーボール・男女バスケットボール)が始まった。ここでも運営・進行は生徒たちである。それぞれの会場を訪れると、どこも熱の入った戦いが繰り広げられている。いいなと思ったのは、部活動に所属している上手な生徒を相手に、ちょっと不器用だけれど、ボールを取られてもなお果敢に向かって行く生徒がいたことである。男女を問わず、そんな生徒の姿をたくさん見ることができた。また、女子たちの応援を受けて、必死で頑張る男子生徒たちの様子も良かった。一人ひとりが一生懸命に競技し、応援する姿があり、皆がこの大会を楽しんでくれていることが嬉しかった。

残念だったのは、怪我人が結構いたことである。開会式の挨拶で私から注意したのだが、張り切り過ぎた者が出てしまったようだ。全員の一刻も早い回復を願う。