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【古川】アクアイナス校交流②

校長
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9月26日(土)、交流2日目の様子である。本校生のバディと一緒に登校したアクアイナス校の生徒たちは、1限目に英語教員による校内見学ツアーに参加。サイエンスホールやライブラリーなどの施設を見てもらった。2限目以降はY2の各クラスとの交流を行い、私は4限目の「お菓子作り」の交流を見せてもらった。

アクアイナス生を各班に交えて、作るのは「みたらしだんご」と「モッフル(おもちで作るワッフルだそうだ)」。日本らしさを考えてのことだろうが、アクアイナス生にとっては見知らぬお菓子に挑戦ということで、どこかしら怖ず怖ずとした感じで、指示されるままに手を動かしている。出来上がったそれらを食べる表情も神妙な顔つきで、素晴らしいものに出会えたという感じはない。Y3生(高2)が現地へ行った時にスコーンを作り、食べていた時の感動とは違ったようである。文化を紹介するのは難しいものである。

でも、昼食時や休み時間のバディたちとの交流は、もうすっかり打ち解けた様子ではしゃいでいる。いつもながらの若者たちの親しくなるスピードに驚くばかりである。私たちの方は、このチャンスに英語を磨いてくれればと余計なことを考えるのだが、彼らにとっては英語でも日本語でもボディランゲージでも、とにかく仲良く楽しく過ごせればが第一である。大事なことだと思う。

28日(月)は最後の半日交流である。昨日ホストファミリーとの楽しい一日を過ごしたアクアイナス生たちはやや疲れ気味。国語や日本史の授業参加では、授業よりも、お別れの手紙に勤しむ姿も見られた。私が見せてもらったのは、けん玉に挑戦したり、Englishかるた(本校生のオリジナルだそうだ)を共に楽しむ交流の様子である。アクティブなアクアイナス生には、神経を使うけん玉より、かるたの方が好評だったようだ。

ともあれ無事4日間の交流が終了した。私からアクアイナス生一人ひとりに修了証を手渡し、彼らに別れの挨拶を贈った。アリアンヌ校長先生をはじめ引率の先生方もほっとした様子である。ホストファミリーを引き受けてくださった各ご家庭の皆様にもこの場を借りて感謝申し上げます。