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【古川】七夕飾り

校長
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7月7日(火)、七夕です。残念ながら、あいにくの曇り空。日本のはるか南には台風が3つも連なっているという気象状況です。

昨日のP朝礼では、P3(小3)の先生が、七夕にちなんで、「かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける」という百人一首にある大伴家持の和歌を紹介されていました。

七夕の日、牽牛と織姫を逢わせるために、かささぎが翼を連ねて渡したというこの橋のこと、そこから広げて、天の川に翼を広げる白鳥座のこと、さらには白鳥座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルで形成される「夏の大三角」にまで話が及びました。子どもたちには少し難しかったかもしれませんが、この時期の夜空にワクワクするような物語があるんだという気持ちになってくれたと思います。

さて、七夕と言えば、恒例の七夕飾りです。毎年小学校の先生方が中心となって、提供くださる方の所へ行って竹を切り出し、そこにたくさんの飾りを施し、子どもたちが書いた短冊を結びつけます。P棟では、昇降口に2本の竹が立てられました。七夕飾りには付きものの「輪っか飾り」や「網飾り」もちゃんと吊るされています。

子どもたちの願いを見せてもらうと、「みんなけんこうでいられますように」、「マラソン大会1位になれますように」、「テストでよい点がとれますように」など、優しい心遣いと素直な願いがあちこちに飾られていました。

C棟のサイエンスホールでも、MY生を対象にした竹が立てられています。夏の七夕飾りと冬のクリスマスツリーは、このサイエンスホールの風物詩になっています。

こちらの飾りには、「自分の将来の夢がかないますように」、「期末テストで全科目95点以上取れますように」、「大きなテストで自分の思いが通じますように」、「テスト八割!」、「Y4(高3)A組 全員合格!!」など、目前に迫った期末考査を意識したものが多いようです。牽牛・織姫を意識してか、恋の悩みのお願いもいくつか見かけてしまいました。テストも恋も合格も、大願成就を祈ります。