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【古川】Y3オーストラリア語学研修報告①

校長
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6月9日(火)、研修の視察のために昨夜関空を立ち、ケアンズを経由して、昼前にゴールドコースト空港に着いた。

早朝のケアンズでは雨模様であったが、ここゴールドコーストでは爽やかな青空が広がっている。陽射しはあるが、気温も高くはなく、穏やかな気候である。

ツーリストの方に案内をお願いして、生徒たちが通わせてもらっている学校の中で空港から最も離れているJP校に向かう。残念ながら生徒たちのこの日の研修は終了し、ホストファミリーが迎えに来る時間に当たっており、彼らとは直接会えなかったのであるが、ここを訪れた目的は他にあった。いつもは直接語学研修の担当をしていただいている国際部の部長氏と話をさせていただくのだが、今回はこの学校のヘッドマスターらとお会いして話ができることになったのである。

本校が毎年続けてこの学校を研修地として訪問させていただいていることもあり、もう少し進んだ交流ができないかについて話をさせていただいた。

国際部長氏が昨年本校を訪れたこともあって、本校のことについてはよく理解していただいているようだが、壁は両校の生徒の学習の流れである。定期考査の時期や大学受験への取り組みなどから高校生同士の交流を今以上に深めていくことはなかなか難しいという話になった。むしろ今後はもう少し早い学年での交流を考えたほうがよいとの話にもなった。現在及び今後の日本の教育事情やオーストラリアのそれについても話をさせていただき、とても有意義な時間を持つことができた。私の訪問を歓迎していただいたことにも感謝している。

懇談の後は、本校英語科の先生と敷地内を見学しつつ駐車場に向かったのだが、本校が自慢している天然芝の総合グラウンド並みの施設が複数あり、そこでは小学生の子どもたちが、サッカー、クリケット、ラグビーなどの指導を皆楽しそうに受けていた。さすがだと思わせる環境があった。生徒たちはこの期間にここでいろいろなことを学んだだろうが、私自身も参考にすべきたくさんのことを、短時間ではあるが、学ばせてもらった。以上、オーストラリア視察第1日目報告である。