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【古川】Y3オーストラリア語学研修出発

校長
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5月31日(日)、Y3生(高2)が2週間のオーストラリア語学研修のために関西国際空港を飛び立った。

この研修は、Y3学年全員を対象としたもので、2週間のうちの10日間を一人一家庭でのホームステイで過ごすこと、現地の学校での授業体験や交流を行うことを中心としている。希望者による行事であれば尻込みしてしまう者もいるのであるが、中学入学以来毎年行ってきた宿泊研修の集大成として学年全員で取り組むことが目的なので、多少不安に思っている者も覚悟を決めての参加である。過去の実施においても、そういう不安を抱えた者が2週間を乗り切ったことで、大いに自信を持ってくれた。

さて、出発当日の関空の様子である。朝早くに全員無事に集合したのだが、ツーリストの情報では、この日は朝から大変な出国ラッシュとのこと。日本人の出国に加えて、アジア各国からの旅行者が帰国する日時に当たったようで、とにかく急いで手続きをしないと間に合わないかもしれないと急かされる。出発式もそこそこに国際線の受付カウンターに向かう。

一方、生徒たちの様子はやや緊張感はあるものの、皆で行くという安心感からかリラックスムード。パスポート、手荷物、搭乗券と、私の頭には"大丈夫か?"の言葉ばかり浮かぶ。また、彼らが転がす真新しいスーツケースを見ては、この研修に期待してくださる保護者の方の思いをひしひしと感じた。

ツーリストが伝えた通り、出国手続きに入るコーナーは大変な混雑で、手荷物検査を受けるために長蛇の列が出来ている。彼らとはここでお別れとなるため、入り口付近で見送ることにしたが、すべての生徒を送り出すのに1時間近くかかってしまった。それでも皆元気に「行ってきま~す!」の挨拶。私の疲れや心配を吹き飛ばしてくれた。

その後、ここまで来たからにはと、展望ホールで彼らの乗る飛行機の離陸を待った。空港内の混雑がここでも表れており、まるで地下鉄並みに次々に離陸する。その混雑が影響したのだろうか、予定を約30分遅れてようやく彼らの飛行機が飛び立った。機内の彼らの今の気持ちに思いを馳せつつ、機影を見送った。