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【古川】クラブオリエンテーション

校長
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4月30日(木)放課後、生徒会主催によるM3生(中1)を対象にした「クラブオリエンテーション」が開催された。どこの学校でも行われるこの時期の恒例行事だろう。

本校のM3生にとっては、先日の宿泊オリエンテーションまでは、その行事のための委員会活動が主であり、それがすんでいよいよこのクラブ紹介を経て、体験入部が始まるという流れになる。

楽しみにしているのはM3生だけではなく、登場するクラブ員たちもである。予算獲得のためにぜひ部員を確保したい、たくさん後輩を入部させて先輩風を吹かせたい、とにかく人前で自分やクラブの存在を示したいなど思惑は様々だろうが、ひとつやふたつのネタ(?)を用意して壇上に立っている。最近は、彼らにとっては手慣れたパワーポイントを駆使して説明をするクラブもある。うまいものだ。

ユニフォームやラケットを持っての登場やボールを使ってのパフォーマンス、楽器の演奏などによる紹介も続いた。各クラブの伝統なのか、それとも顧問の教員の意向が働いているのか、工夫を凝らしてしっかりアピールするクラブもあれば、淡々と練習内容のみを述べるクラブもあり、顧問の先生がいかに優しい(?)かを売り込むクラブまで登場する。

M3生たちはそれぞれのオモシロさに惹きつけられながらも、自分の希望するクラブの話を熱心に聞いている。教室で勉強する以上であることに、ちょっと悲しい思いもする。

それにしても数多くのクラブができたものだと思う。開校当初は中学1期生と教員が共に話し合いを重ねながらクラブを作った。話し合いが長引き、活動を始めることができたのは、やっと7月だった。それ以降、生徒たちや顧問の要望を入れながら、職員会議で許可し、生徒大会で承認され、少しずつ増えてきた。今では、10の運動部と11の文化部、1つの同好会という数である。

生徒たちにとって大切な居場所であり、彼らのアイデンティティの一つである。しっかり覚悟して選んでほしい。