ニュース

【古川】入試相談会(京進)

校長
  • 【古川】入試相談会(京進)
  • 【古川】入試相談会(京進)
  • 【古川】入試相談会(京進)
  • 【古川】入試相談会(京進)

4月29日(水・祝)、みやこめっせで開催された進学塾京進主催の入試相談会に参加した。毎年この「昭和の日」に開催されているので、かれこれ10年以上も通っているだろうか。その名の通り、京都を中心とした塾展開をされているので、今年も京都府内の私立や公立の学校が数多く参加しての盛況ぶりだった。

本校は京都府に接する地域にあり、精華町や木津川市などの京都府南部の方にとっては、京都市内よりも通いやすいという点で、相談に来られる方が多かった。これから中学受験を目指す方々がどのようなことにポイントを置いて学校選びを考えておられるのかを、こうした場で直接伺うことができるのは大変ありがたいことであり、それぞれの相談者の話に耳を傾けるようにしている。また、他校さんがどのようなアピールをしておられるのか、どれほどの相談者を集めておられるのかについても大いに気になるところであり、参考にさせてもらっている。

相談者の話を伺っていて、いくつか思うところがあった。受験学年の6年生だけでなく、5年生、4年生とかなり早い段階から保護者の方が熱心に学校選びをしておられること、交通のアクセスや授業料等の経費について細かくチェックされていること、創立8年目であるが本校の知名度はまだまだ低いということなどである。もちろん「第一志望校として」とおっしゃってくださる方もいるのだが、素朴でシビアな質問や相談にこそ本質があると思い、身を引き締めた次第である。

また、この相談会で印象に残ったことは、近年特に顕著になってきた京都の公立中高の人気の高さである。堀川、洛北、西京などのブースはいつ見ても人が途切れない状況だった。先生の熱心さもアピールぶりもなかなかであるし、塾の後押しもあるのだろう。こうした学校に対抗していくには、やはり私立の特徴である一人ひとりへの面倒見の良さを丁寧に説明していくことが大切だと改めて思った。来年度の中学入試がスタートしているという実感が湧いてきた。