4月25日（日）、進学塾KECゼミナールさんの要請を受けて、「KEC大集合」という企画に、本校を会場として提供させてもらった。本校の見学や説明もプログラムに組み込んでいただいたので、一日この企画にお付き合いさせてもらった。

午前中は県内のKEC各教室の6年生が集まり4科目のテストを実施。テスト会場に足を向けることはできなかったが、これらのテストがすぐに採点され、閉会式ではその結果が発表されるとのことであった。
午後からは、本校教員が校内の見学ツアーを行い、さらに本校理科教員と科学部のM4生徒による「理科実験」を披露した。静電気・電気・電子に関する実験の後は、本校の理科の過去問についても解説を行った。積極的に実験に関わろうとする態度や興味深く解説を聞く塾生たちの姿が印象に残った。

その後、保護者の方々もたくさん参加されての本校からの説明会を開催させていただいた。私からは「施設設備の充実と積極的な活用」、「体験活動を重視した教育」、「挨拶・礼儀・マナーの指導」という3つの特徴について説明させてもらった。また、続く広報部長も「体験活動」の具体的な取り組みを力説してくれた。中学高校という時期だからこそ、机の上だけでなく、教室の中だけではなく、実際に体験したこと、その時に考えたことが、後になって必ず活きてくることを強調したかったのである。

最後の閉会式では、いよいよ本格的に中学受験勉強に向かう6年生たちに、「あきらめるな！　あせるな！」と激励の言葉を贈った。
　
　
《余談》この日は総合グラウンドで、高校野球部と高校サッカー部が他校を招いて試合を行っていた。午前中にそれらを見学させてもらった。生徒たちの真剣な表情とそれを見守る保護者の方の熱心な応援が印象的だった。試合結果はともあれ、会場に掲げられた横断幕が静かに優しく、それぞれの試合をしっかりと見つめていた。