4月24日（金）、快晴。午前8時45分の正門広場の様子である。本日から3泊4日で、M3生(中1)が兵庫県ハチ高原への「宿泊オリエンテーション」に出かける。入学式直後から、このための生徒委員会を立ち上げ、目標や持ち物、ルールなどについて話し合いを重ね、準備してきた。

彼らが作成したしおりを見せてもらうと、目標は「学ぶ・楽しむ・協力」となっており、持ち物では、「その他」の項目に「トランプかUNO（各部屋3つまで）」とあった。議論になっていた「お菓子」はやはり持ち込み禁止となったらしい。ルールは、全体・バス・入浴時・部屋・食事と細かく5つに分けられており、全体ルールの第1条「常に学校代表として恥ずかしくないように行動する」に始まり、食事ルール第4条「友達が口をつけていないのは、許可を取ったら他の人が食べてもよい」まで、全24条ある。一生懸命に考えたのだろう。

さて、M3生の集合状況である。各クラスの委員が走り回って出欠を確認している。集まってきた者を整列させ、出発式を始めようとしている。よく動く。これを見て私は、冒頭の挨拶で委員の活躍をほめた上で、「先生や委員に指示されるのではなく、君たち一人ひとりが自主的に行動できるようになるための研修である。いつまでも小学生気分でいるな！」と気合いを入れさせてもらった。例年、疲れた表情ながらも少し成長した様子で帰校するM3生たちである。今年の彼らにも有意義な3泊4日を過ごしてほしい。
　
　
　
《余談》　8時30分のM3生の出発に続いて、9時からはM2生(小6)が「平城宮跡」へ、M1生(小5)が「東大阪市なるかわ園地」へ遠足に出かけた。さらに、9時30分には幼稚園年中組が「九条公園」へ遠足に出かけた。子どもたちを乗せたたくさんのバスを見送ることから一日が始まった。