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【古川】バレンタインフェスタ2015

校長
  • 【古川】バレンタインフェスタ2015
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「バレンタインフェスタ」とは、本校の芸術科・技術科の先生方による作品展示及び発表会である。生徒たちの作品を展示したり、彼らの合唱などを発表したりすることは、2学期の尚志祭(本校の文化祭)で行われるが、それらの指導をする教員たちが、自身の作品や発表を生徒たちに見てもらったり聞いてもらったりする機会を作りたいということで始まった催しである。小中高の教員が一緒に行うというところも本校の特徴である。

今年は、バレンタインデーからやや遅れての2月19日(木)からの開催となり、図工・美術・書道・技術の教員の力作がサイエンスホールにある部屋に飾られた。素人の私には何の批評もできないが、それぞれの作品を見て、「さすが!」と感心するばかりである。日々の仕事に忙しく、じっくりと時間をかけて創作することはできなかったと先生方は言うが、そこはプロ根性の発揮だろうか、生半可な作品を生徒に見せるわけにはいかないという意地のこもった作品が並んでいた。会場では、生徒会執行部が企画した「フォト・イラストコンテスト」入賞作品も展示されていた。

音楽の教員は、シンセサイザーを演奏する英語科教員と共に、ギターの弾き語りで、スキマスイッチの「全力少年」を披露。放課後のひとときを、爽やかな歌声で生徒たちを楽しませたようだ。小学校の音楽教員の発表は来週である。
どちらかと言えば、ささやかで地味なのだが、手作り感覚のある、品の良いこの催しが毎年続いているところに私は誇らしさを感じている。サイエンスホールに並んだ、気難しい顔をした47人の科学者たちも、きっとにっこり微笑んで歓迎してくれていると思う。