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【古川】M3飛鳥プレゼンテーション

校長
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2月19日(木)、M3学年(中1)で、10月に実施した「飛鳥社会見学」についてのプレゼンテーションコンテストが行われた。

各クラスで班を作り、それぞれがテーマを決め、事前の学習、現地での調査、さらに事後のまとめを行ってきた。それをクラスで発表し、代表となった9班がそのプレゼンテーション力を競い合った。選ばれた班のテーマは「伝飛鳥板蓋宮跡」「橘寺」「石舞台」「天武・持統天皇陵」「高松塚古墳・壁画館」など、それぞれの見学地である。

開校時から続けている行事なので、中学1年生でのパワーポイントの制作能力にもう驚きはしないが、キャラクターや吹き出し、アニメーションをうまく利用しながら、自由にパワーポイントを使いこなす様子を見ていると、やはり感心させられてしまう。しかし、問題は内容と説明力である。ネットから利用や写真を貼りつけただけではもの足りない。実際に現地へ行ったからこそ分かる発見を紹介しているものが、聞いていて納得させられる。また、ウケをねらうだけのはしゃいだ発表については生徒たちが厳しい評価をすることも分かった。

次々に登場する新しい「道具」に急かされ、使いこなすどころか使われている自分を感じることが多い。体験・経験を繰り返すことで、彼らがそれに気づき、どうあればいいのか、どう生きて行けばよいかを考えるようになってほしいと思う。