2月14日、土曜日である。Middle・Youth（小5～高3）は毎週4限の授業がある。それに加えて、この日は、幼稚園で「みてみて☆きらきら発表会」と「2歳児保育開設受付」、小学校では「冬の授業見学会・給食試食会」が実施された。教育総括監という、それぞれに関わりを持つ立場としてはなかなかハードなスケジュールである。

発表会では「おおかみと七ひきのこやぎ」「ブレーメンの音楽隊」「かぐや姫」「ピーターパン」など名作が並ぶ。お母さま方による気合の入った衣装に驚き、感心する。歌い踊り、跳ね走り、時には軽妙なコントのようなセリフ回しもある。「う～ん、中高生にも見せてやりたい」と、勉強で疲れている(?)彼らを思いやった。

見学会・試食会では、例年以上に多くの方が来校くださった。各教室での授業風景や施設見学の後は、PMダイニングでの給食試食会である。サワラの照り焼きや切り干し大根の煮物といった和食のメニューを、皆さん楽しそうにおいしそうに召し上がってくださった。

午後からは、中高演劇部の校内公演があった。題して「ナラトミ演劇部バレンタイン事件」。まさに今日の時に合わせた内容で、誰がチョコレートに下剤を入れたのかと犯人探しのクイズまで付いていた。対外的な活動はこれからだが、幼稚園での公演など本校の特色を生かした活動を続けてくれている。

決して多忙なのではなく、楽しく過ごさせてもらった一日である。子どもたちに感謝したい。