奈良学園小学校では幼稚園年長児を対象とした体験授業を開催しました。授業は、3クラスに分かれて、国語、算数、理科、PCの4教科をそれぞれ約20分ずつ行いました。

国語の授業は、正しい姿勢と発声で谷川俊太郎の詩を朗読した後、鉛筆の持ち方や運筆を学び、「の」の字を練習しました。また、算数の授業では、10の数の合成についてカルタ遊びを通じて学びましたが、どの園児も積極的に取り組む様子が見られました。

そして、理科では音の伝わり方を学んでもらおうと、紙コップとバネを使った『バネ電話』を制作し、PC教室ではペイントソフトを使ってオリジナルカレンダー作りに取り組みました。子どもたちはマウスの操作や絵を描く楽しさから、パソコンに興味と関心を持ったようです。各教室ではＰ4（小学4年生）の児童たちが園児たちの補助を行い、大きなお兄さんお姉さんとの交流も楽しんでいました。

子どもたちを見守る保護者の方からは「子どもを飽きさせない授業の進め方に工夫を感じます」や、「開放的な教室で、他学年の交流も活発に行われていて頼もしいです」といった声をいただきました。

小学校では今後も8月20日・27日に入試説明会を、10月29日には年中・年少児の体験授業を行う予定です。ご参加にはインターネットで事前申込みが必要です。開催2ヶ月前より受付を開始いたしますので、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。