ニュース

小学4年生が田植えを行いました

 
 

P4(小学4年生)の児童が本学園内の棚田で田植えを行いました。
まず初めに全員がオープンスペースで「奈良グリーンファーム」(大和郡山市)の飯田喜代視さんから、田植えの手順や注意事項の説明を受けた後、2クラスずつ順番に棚田へ移動しました。

児童たちは素足で2列に並び、先生から苗をもらってから水の張られた棚田に足を踏み入れ、大きな歓声をあげながら一生懸命田植えをしました。
飯田さんからは、「株の部分を持って深く押し込んでください。浅すぎると浮いてくるよ」と指導を受けてい
ました。

今年の目標は『収穫量を増やすこと』で、スズメの被害をいかに減らすかが課題です。飯田さんに「4年生は2度目の田植えだけあって、さすがに上手にできたね。しっかりと管理してあげてください」と言われて、みんなで10月末の収穫を目指して気持ちを引き締めたようでした。作業後は足を洗って各教室に戻り、この日の作業をワークシートに記録しました。

この田植え体験は、社会科の『農業体験』の授業の一環で、手植えを体験し育てることで、昔の人の苦労や生活を学んでもらおうというものです。
夏を目前にして、水の管理や草抜きなど大変な作業が山積みですが、児童たちは「楽しかった」「おいしいお米ができるかな?」と、秋の収穫を楽しみに、泥だらけの顔をほころばせていました。